皮と革の違いとは

本革のシザーケースです。と言っているけど「革」「皮」??よくわからない方が沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

一般的に知られているのは「皮」の方。これはコラーゲン繊維からなる組織で、そのままでは腐ってしまったり、カチカチに硬くなってしまいます。製品素材としては使えません。

そのため、その皮を「なめし」という加工技術で「皮」から素材として使用できる「革」へと改良します。「なめす」ことによっって「皮」が耐熱性・耐腐敗性・柔軟性などを持ち丈夫で長く使える「革」へと変わります。

なめし後の本革。シザーケースは本革と合皮、どちらがオススメなのか。

結論から言うと本革がオススメです。って当店全て本革使用なのでそりゃそう言う。笑

と言ってもちゃんとした理由があります!合皮ってカラフルな色味や種類が沢山あるし。お値段もお手頃だし。とってもかわいいんですが「革」ではないので劣化が早いんですよね。(本革の見た目や風合いに似せて加工し、ナイロン樹脂やポリウレタン樹脂をコーティングしてあります。)新品で使い始めたその日が一番丈夫でキレイな状態。

それに比べて「本革」は性質上繊維として完成された状態になるまではある程度時間がかかるので使い込むうちに丈夫になっていくんです。もちろん御購入いただいたその日の耐久性に問題があるわけではありませんが、使い込むうちにどんどん柔らかくなり、馴染んで丈夫になる+見た目の変化も楽しめちゃうとお得だらけ。笑

俗に言う「革のエイジング」ってやつです。美容師さん・理容師さん・トリマーさんのハサミってかなり高額なものが多いのでそんな大切な物を守るシザーケースには丈夫な本革をオススメします。

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